最近、よくテレビや雑記などでも目にすることが多くなったボルダリングですが、壁を登るスポーツである一方、全身の筋肉を鍛えることができ、シェイプアップ効果も期待できることから、女性にも人気のスポーツとなっています。
ここではこのボルダリングのムーブについて詳しく説明していきます。
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ボルダリングのムーブとは?
ボルダリングとロッククライミングを同じものだと思っている人も多いかもしれませんが、ロッククライミングは登るスポーツ全体を意味していて、山の頂上を目指すアルパインクライミングと、登ることの楽しさを求めるスポーツクライミングの2つに分類されます。
ボルダリングは、スポーツクライミングに分類され、登る楽しさを追求したスポーツとなっています。
ボルダリングを上達するためには、筋力を鍛えることも大切ですが、腕力よりもバランスや体の動かし方も重要です。
ボルダリングの基本はムーブで登ることですから、基本ムーブを身につけていくことが、マスターするコツといえます。
基本のムーブには、
・静的(スタティック)なムーブ
・動的(ダイナミック)なムーブ
・その中間的なムーブ
これらのムーブがあります。
静的(スタティック)ムーブは、ゆっくりと体を動かすことで、じっくりと正確に攻めていくため、確実に登っていくことができますが、時間がかかってしまうため、体が疲れるというデメリットがあります。
このムーブは、傾斜の強い壁を攻める時などの使われます。
動的(ダイナミック)ムーブは、勢いをつけて短時間で動くことで、体をいったん沈めてためを作った後、体全体をバネにして思い切り蹴って、次のホールドに飛びつくといった動きになります。
スタティックなムーブと比べると、短時間で終わりますから、体への負担は軽いといえますが、次のホールドを取り損ねて下に落ちてしまうというリスクも高くなってしまいます。
そのため、確実に次のホールドがつかみやすい場所や形状の場合ににも使うのが鉄則といえます。
また、そのほかにも、基本のムーブとしては、つま先立ちやドロップニー、フラッギング、ダイアゴナルがあります。
つま先立ちは、フットホールドに足を乗せるときには、親指に力を入れてつま先で立ち、足首を回転させながら、次のホールドをつかむ動きが大切です。
ドロップニーは、壁の正面に向かったままの状態だと、腰が落ちてしまい次のホールドに手が届きませんから、膝を体の内側へねじり込むようにして、体を横向きにすることで、次のホールドがつかみやすくなります。
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フラッギングは、足を遠くに投げ出してバランスをとり、次の目指すホールドをつかむムーブです。
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ダイアゴナルというのは、対角線という意味で、ボルダリング上達のためには、必ず身につけたいムーブといえます。
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このムーブは、疲れないで登るための技術で、ホールドをとりにくい腕とは対角になる足に重心をかけることで、腰に自然にひねりがうまれ、体の重心移動に勢いがついて、遠くのホールドにも届くことができます。
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ボルダリングのムーブのコツ
手と足を順番に出すことを意識し、腕を伸ばして登るが大事です。
腕を伸ばしている状態というのは、力を極力抑えている状態となりますから、疲れがたまりにくく効率的に登ることができます。
また、上に行くためについ腕を上に伸ばして高い位置のホールドをつかもうとしてしまいますが、足の位置と使い方が大事です。
なるべく高い位置に足を置くことで、その高さの分体を上に持ち上げやすくなります。
そのほかにも、腕を交差して重心移動するクロスムーブも重要なムーブとなります。
クロスムーブは、ホールドを片手でしかつかめない時や、持ち替えが難しい状態で、次のホールドをとりにくい場面で使います。
ボルダリングでは、普段の生活ではなかなか使わない筋肉を使って登っていきますから、インナーマッスルを鍛えることができ、基礎代謝をあげてシェイプアップ効果やダイエットにもつながります。
上達をするためには、いくつかの必要な技術を習得し、集中力を切らさないようにして登ることが大事です。
集中している時ほど、次のホールドをどれにすればいいかを考えることができます。無計画にやみくもに登っているだけでは、いつか壁に突き当たってしまい、登れなくなってしまいますから、ボルダリングは筋力だけではなく頭も使うスポーツといえます。
ボルダリングをすることで、得られるメリットとしては、体をくまなく使って自分の体重を支えますから、日常的に使わない部分にもしっかりと負荷をかけることでき、引き締まった体をつくることができます。
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