ボルダリングという競技をしている人もどんどん増えてきています。
ボルダリングとは英語のボルダーから来ており、登る行為を指します。
ロープを使わずに登って落ちても致命傷にならない程度の高さを登っていきます。
外で行うこともできますが、ボルダリングは室内で行うこともでき、趣味として行っている人は室内でしている人が多いかもしれません。
ボルダリングは登る行為のため力が必要であり、しっかりと腕や体を鍛えておかなければ登って行くときに力尽きたり、しっかりとものを掴んでおくことができないこともあります。
ボルダリングには体のいろんな力が必要になってきますが、今回はクラッシュ力という点で紹介していきたいと思います。
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クラッシュとは
ボルダリングでは登ってく際に握力が必要になってきます。
握力が強いと登って行くときにしっかりと石などを握ることができ、頂上まで登っていきやすくなるからです。
握力には大きく分けて4種類あり、その中の1つがクラッシュ力と言われるものです。
クラッシュ力とは物を握り潰す力とされています。
学校で握力を測定する際もこのクラッシュ力を計って数値に出します。
クラッシュ力は数値が高ければリンゴを潰せるほどの力となります。
クラッシュ力はボルダリングをする上で1つ重要なものと言えます。
クラッシュが必要な理由
このクラッシュ力はボルダリングに必要な保持力に関係してくると言われています。
保持力とはぶら下がっている時間であり、保持力が高ければぶら下がっている時間が長くなるので、ボルダリングをやる上では重要な能力と言えます。
それは、ボルダリングはただ石を掴んで登るだけでは無く、体の向きを変えて保持しながら登る場所もあるからです。
体を支えておかなければならない場所ではスムーズに登ることができず、長い時間体を支えるために石を掴んでおくことも必要になります。
もし、保持力が低ければ石を長い時間掴んでおくことができないため、先に登っていくことができくなります。
いろんな部分を掴んで登っていかなければならないボルダリングは、クラッシュ力を鍛えて保持力を伸ばしていく必要があります。
保持力が鍛えられて長時間掴むことができるようになれば、いろんな場所でも登っていくことができるようになり、ボルダリングの楽しさをより感じやすくなります。
そのため、ボルダリングを楽しむため、またはレベルをどんどん上げて挑戦していくためにもクラッシュ力を鍛えていく必要があると言えます。
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クラッシュを鍛える方法
クラッシュを鍛える方法はいくつかあります。
まずはボルダリングジムに通って握力を鍛える必要があります。
ボルダリングジムならば握力の鍛え方はもちろん、どのように力を入れるのかも教えてくれるので、正しく握力と力の入れ方を学ぶことができます。
我流で行っても鍛え方によっては全く意味をなさないこともあるので、ボルダリングジムに通うことが重要だと言えます。
ボルダリングに必要なクラッシュを鍛えるためにジムの器具を使うこともできますが、自宅で行うこともできます。
その1つの方法はリストボールを使う方法です。
これは手首を鍛えることができます。
手首を鍛えることは握力にも関係し、それはクラッシュ力にもつながってきます。
ボルダリングに必要なホールド力も同時に鍛えることができるのでリストボールを使ってクラッシュ力を自宅で鍛えることができます。
次はグリップセイバーを用いた方法です。
ゴムボールを握ることで握力を鍛えます。
このゴムボールを使用することで速筋だけで無く遅筋も鍛えることができます。
ボルダリングで必要になってくる筋肉両方を鍛えることができるので、この方法でクラッシュ力を鍛えることができます。
最初は高負荷で鍛えず、自分にあった負荷で鍛えることが大事です。
次にフィンガーボードを使うことができます。
こちらも握力のクラッシュ力を鍛えることができますが、普通のショップでは売っておらずボルダリングの専門店で購入する必要があります。
この道具でボルダリングに必要なクラッシュ力以外に指と背筋も鍛えることができ、さらにボルダリングの指や握力の使い方も知ることができます。
このような道具を用いてクラッシュ力を鍛えることができます。
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まとめ
ボルダリングではクラッシュ力を鍛えておくことが重要です。
クラッシュ力はボルダリングに必要な保持力に関係するので、クラッシュ力を鍛えていくことでボルダリングの楽しさをさらに感じることができるからです。
ボルダリングのクラッシュ力を鍛えるためにいくつか方法はありますが、大事なのは継続して行っていくことです。
途中でやめてしまってはクラッシュ力を鍛えていくことはできないので、自分が継続していくことができるように無理に行わず、適度に自分のレベルに合わせて鍛えていくことが大事です。
ボルダリングを楽しんでやっていくために、ぜひ参考にしてください。
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