最近巷で人気となっているボルダリングは、専用のジムも増え手軽にできるスポーツとして女性にも人気となっています。
人気の理由としては、年齢や性別に関係なく誰でも楽しむことができ、全身を使って登っていきますから、シェイプアップ効果も得ることができ、達成感を得ることができるということがあげられます。
ボルダリングには基本の動きがあり、それをマスターしていけば初心者でも楽しんで上達することができます。
ボルダリングのテクニックの一つダイアゴナルについて紹介します!
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ダイアゴナルとは?
ボルダリングにはいくつかの基本のムーブがありますが、その中でもダイアゴナルは体のねじりを使ったムーブで、この動きを覚えると力を使わずに登ることができますから、初心者の人はまず覚えておいた方がよいでしょう。
ダイアゴナルは、対角線を意味する言葉で、対角線上にある手足を利用してバランスをとるテクニックです。
練習方法としては、右手と左足、左手と右足で体を固定し、次のホールドをとるときには、ホールドをとる手の対角線上の足を伸ばす方向と逆側に伸ばしてバランスをとっていきます。
左手で次のホールドをキャッチする場合には、右手と左手の2点だけでホールドを使っている状態で、左足は曲がっていますから、そのまま立ち上がる動作をするだけで遠くのホールドを狙うことができます。
ボルダリングで登りはじめていくと、常に足場が2カ所あるとは限らず、頻繁に1カ所しかない場面に遭遇します。
そういった時に、ダイアゴナルを使うことで、片足に重心をのせて逆の足でバランスをとることができますから、腕にかかる力も軽減でき体が回転しないように支えることができ、力を節約しながら登ることが可能となります。
難易度は?
ボルダリングには課題の難易度を示すために、グレードがあります。
8~7級は初心者の入門的なグレードで、6~1級が中級的なグレード、初段になると上級者といった感じになります。
ダイアゴナルはもっともスタンダードで、使用範囲の大きいムーブですから、上達するためには必須のテクニックです。
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最初は難しいかもしれませんが、練習してコツをつかんでいけば、体力の消費を抑え今まで手が届かなかったホールドにもチャレンジすることができます。
ダイアゴナルは、基本的にはどんな状況にでも使用することができるムーブで、5級の課題までであればダイアゴナルだけで登れてしまう場合もあります。
その理由としては、ムーブを連続させやすいということにあります。
ただ、ダイアゴナルは、横方向の移動には不向きで、足の入れ替えが多くなってしまうため、体力を消費してしまいますから、横方向の移動にはインサイドフラッギングを使った方がよいでしょう。
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練習方法とコツ
初心者の場合、まずは両足をホールドに乗せて登っていくと思いますが、この場合重心が2本の足に分散している状態となります。
このまま登り進めていくと、必ず限界がきてしまいますから、ダイアゴナルの動きが必要となってきます。
ダイアゴナルは、正対ムーブとは異なり、体をねじることで次のホールドをとりやすくしていくムーブですから、
はじめのポジションではまだ生体で、重心は次にとりたいホールド側の足にかけておきます。
重心をかけた足を、アウトサイドエッジングをするために、少し壁から体をはなしておきます。
とりたいホールドをキャッチできたら、ホールド側の腰を壁につけてねじりあがっていきます。こうして体のねじりを利用することで、遠くのホールドをとりやすくすることができ、リーチが少ないクライマーでも効率よく登り続けることができます。
また、腕にかかる負担も軽減できますから、体力温存にもなります。
このように、ダイアゴナルのコツを覚えると、無駄な力を使わずに登っていくことができますから、上達するためには、必須のテクニックといえます。
ボルダリング初心者の上達のコツ
ボルダリング初心者は、腕の力だけで登ろうとしてしまうため、腕がパンパンになってしまい、苦痛がインプットされてしまいます。
そのため、次にチャレンジするのを尻込みしてしまうという人も少なくありません。
ただ、基本のムーブをきちんとおさえておけば、体によけいな負担をかけることもなく、楽しく登ることができます。
ボルダリングは腕で登るのではなく、足の動きが重要です。
足の筋肉は腕の数倍の筋肉量がありますから、腕を伸ばして体重は足で支えるようにすることが基本となります。
また、ホールドに足を乗せるときには、壁面と水平にするのではなく、つま先を乗せるようにすると可動域が広くなり、次の動きが楽になります。
手を伸ばしても届かない距離にあるホールドをとるためには、ダイアゴナルが有効なテクニックです。
手と足を対角に置いて、ねじりの力を利用することで、遠い場所にあるホールドをつかむことができるようになります。
ボルダリングは、筋肉があればできるというものではなく、テクニックや体幹が必要となりますから、基本のムーブを練習し、体幹を鍛えるトレーニングを行うことで上達することができます。
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